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筋肉注射 部位の正しい選び方と安全手技|三角筋・臀部・大腿の比較ガイド

目次

筋肉注射に適した部位とは?(三角筋・中殿筋・大腿外側広筋の比較)

筋肉注射の部位選定は、筋層の厚み・神経や血管の走行位置・皮下脂肪の厚さなど、複数の条件を踏まえて行われます。代表的なのは、上腕の三角筋中央部、中殿筋(臀部)、大腿外側広筋です。
三角筋は肩峰から下がった位置にあり、比較的表層に筋肉があるため、成人のワクチン接種などでよく使われています。ただし、筋層が薄い方では神経や骨への近接リスクが指摘されています(引用元:https://www.kango-roo.com/learning/5435/)。
中殿筋は筋厚があり、大血管や大きな神経から離れているため、薬液量が多い注射や油性製剤に適していると言われています(引用元:https://kango-oshigoto.jp/media/article/3609/)。一方で、臀部は衣服の脱着や羞恥心への配慮が必要な点もあります。
大腿外側広筋は、特に小児や高齢者に使われることがあり、筋肉量が確保できる場合は安全性が高いとされています(引用元:https://www.kango-roo.com/learning/5435/)。
現場では、注射の目的、患者の年齢や体格、姿勢保持のしやすさを総合的に考えて部位を選ぶことが多いとされています。

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上腕「三角筋中央部」の位置と安全な刺入手技

上腕の三角筋中央部は、成人における筋肉注射の第一選択部位とされています。位置の目安は、肩峰(肩の外側にある骨の突起)から2〜3横指下、または肩峰から垂直に線を下ろし、腋窩線と交わるあたりと言われています(引用元:https://www.vaccine4all.jp/news-detail.php?nid=98&npage=3、https://www.cu-ra.net/post/muscle-injection-latest-techniques、https://fuji.shizuoka.med.or.jp/)。
刺入は90°垂直で行い、成人では13〜25mm程度の針長を使用するケースが多いとされています(引用元:https://www.med.or.jp/dl-med/kansen/novel_corona/sokuho/20210226vaccine05.pdf)。薬液注入後の逆流確認は必須ではなく、接種部位はつままない・揉まない対応が推奨されています。
この部位は接種しやすい一方で、神経走行に近い場合があり、刺入位置や角度の誤りによる神経障害の可能性が報告されています。そのため、解剖学的ランドマークを正確に把握することが重要とされています。

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安全確保のための姿勢とリスク回避術

筋肉注射の安全性を高めるためには、部位の選定だけでなく、患者と施術者双方の姿勢も大切です。患者は椅子に深く腰掛け、肘を下げてリラックスした状態を保つことが推奨されています(引用元:https://www.cu-ra.net/post/muscle-injection-latest-techniques、https://www.meitetsu-hospital.jp/)。腰に手を当てた姿勢は三角筋部位が上がりすぎ、刺入角度が不安定になることがあるため避ける方が良いとされています。
また、上腕部には腋窩神経が走行しており、誤った位置への刺入は神経障害(麻痺や感覚異常)につながる可能性があります(引用元:https://www.hokeni.org/docs/2022011300045/file_contents/vaccine_inj.pdf)。近年では、SIRVA(Shoulder Injury Related to Vaccine Administration)という、注射部位の誤りや深さ不足によって肩の痛みや可動域制限が長引く症例も報告されています。
施術者は、骨格や筋肉の位置を事前に触診して確認し、必要に応じて姿勢や位置を修正することが望ましいとされています。

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その他の注射部位:中殿筋(臀部)・大腿外側広筋

三角筋以外の部位として、中殿筋と大腿外側広筋があります。中殿筋は殿部の外上方に位置し、筋厚が十分で大血管や主要神経から離れているため、大量投与や油性薬剤の注射に適していると言われています(引用元:https://www.kango-roo.com/learning/5435/、https://kango-oshigoto.jp/media/article/3609/)。ただし、衣服の着脱やプライバシーへの配慮が必要です。
大腿外側広筋は太ももの外側に位置し、小児や高齢者、三角筋が使いにくい患者で選択されることがあります(引用元:https://www.cu-ra.net/post/muscle-injection-latest-techniques)。特に小児では臀部よりも安全性が高い場合があるとされています。
どちらの部位も、施術時には正確なランドマークを確認し、神経や血管損傷のリスクを避けることが重要とされています。

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注射後の対応と合併症予防

注射後は、抜針直後に軽く圧迫するだけで、揉む必要はないとされています(引用元:https://www.med.or.jp/dl-med/kansen/novel_corona/sokuho/20210226vaccine05.pdf、https://www.kango-roo.com/mv/400/)。揉むことで内出血や炎症を助長する恐れがあるためです。
また、接種後には硬結(しこり)や疼痛が生じる場合があり、多くは時間とともに改善すると言われていますが、強い痛みやしびれ、発熱が続く場合は医療機関への相談が推奨されています(引用元:https://kango-oshigoto.jp/media/article/3609/)。
SIRVAのような合併症は、注射部位の位置や角度が不適切な場合に発生することがあるため、接種後に肩の可動域制限や長引く痛みがある場合は注意が必要です(引用元:https://www.hokeni.org/docs/2022011300045/file_contents/vaccine_inj.pdf)。

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サイト監修者

東京大学 医学部 卒業
美容内科医/美容皮膚科医/AGA外来医/整形外科医

お一人でも多くの方が実績になるよう、真心を込めた対応を心がけております。また、処方後のアフターケアにも細やかに対応いたします。是非お気軽にご相談ください。

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