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O脚の見分け方は指2本分が目安!タイプ別の原因と放置リスクを解説

O脚とは、まっすぐ立ったときに両足のかかとと内くるぶしをつけても、膝の間に指2本分(約3cm)以上のすき間ができる状態を指します。原因は突然ではなく、日々の姿勢や歩き方、体のクセが積み重なって少しずつ脚の骨格バランスが崩れていくことがほとんど。

「自分はO脚かも…?」と思っていても、意外と見た目だけでは判断しにくいものです。まずは、自宅でできる簡単なセルフチェックで、自分の脚の状態を確かめてみましょう。知ることが、改善の第一歩になります。

目次

あなたはO脚? 今すぐできるセルフチェック

O脚とは、まっすぐ立ったときに両足のかかとと内くるぶしをつけても、膝の間に指2本分(約3cm)以上のすき間ができる状態のことを指します。突然なるわけではなく、日常の悪い姿勢や歩き方、クセなどによって徐々に骨格や筋肉のバランスが崩れ、気づかないうちに進行していくのが特徴です。

「自分はO脚かも…?」と感じていても、実際にO脚かどうかは意外と自分では判断しにくいもの。そこで、今回は誰でも自宅でできる簡単なチェック方法をご紹介します。まずは現状を知ることが、改善への第一歩です。

自分でできる!O脚チェックの手順

STEP1:足をそろえて立つ

  • 両足のかかととつま先を軽くくっつけて、まっすぐに立ちます。
  • このとき、背筋もできるだけ伸ばし、自然な立ち姿勢を意識しましょう。

STEP2:膝のすき間を確認する

  • 鏡を使って、両ひざの間にどれだけすき間があるかをチェックします。
  • 指2本分(約3cm)以上のすき間があれば、O脚の可能性が高いと考えられます。

STEP3:ノートやスマホを膝にはさんでみる

  • 太もも・膝・ふくらはぎがくっついた状態で、ノートやスマートフォンがスムーズに挟めるかどうかも確認。
  • 挟めない場合は、脚のラインが崩れている=O脚のサインです。

O脚にも種類がある?基本の見分け方

O脚とひと口に言っても、脚のどの部分が開いているかによっていくつかのタイプに分けられます。自分の脚がどのタイプかを知ることで、原因や改善方法もより明確になります。

太もも・膝・ふくらはぎにすき間があれば「典型的なO脚」

太もも・膝・ふくらはぎのすべてが離れている状態です。骨格のゆがみが広範囲に及び、姿勢や骨盤のバランスの乱れも関係しています。

ふくらはぎだけが離れているなら「膝下O脚」

太ももや膝はくっついているのに、ふくらはぎの下部分だけが離れている状態です。筋力のアンバランスや足の使い方のクセが原因になることも。

手術が必要なO脚とは?タイプ別に見る原因と違い

O脚には大きく分けて「機能的O脚」と「構造的O脚」の2種類があります。それぞれの原因や対処法は大きく異なるため、自分がどちらに当てはまるのかを正しく見極めることが大切です。

姿勢やクセが原因になる「機能的O脚」

機能的O脚は、骨自体に異常があるわけではなく、姿勢や筋力のアンバランスなどによって脚のラインが崩れている状態を指します。たとえば、以下のような日常のクセが原因になることがあります。

  • 内股歩きやガニ股歩き
  • 片足に重心をかけて立つクセ
  • 長時間の脚組み
  • 扁平足や外反母趾など足裏の歪み
  • 骨盤の左右差やねじれ

これらの習慣が積み重なることで膝や股関節、足首に負担がかかり、脚全体の骨格がねじれるようにゆがんでO脚を引き起こします。

筋肉の使い方にも偏りが出てしまい、太ももの内側の筋力が低下。逆に外側の筋肉ばかりが張ってしまうと、さらにO脚が強調されます。

機能的O脚は骨格自体に異常がないため、正しい姿勢の習慣づけや筋力バランスの改善で比較的改善しやすいのが特徴です。

生まれつき骨格にゆがみがある「構造的O脚」

一方の構造的O脚は、骨そのものが湾曲していたり、変形している状態です。これは生まれつきの骨格の問題であることもありますし、以下のような後天的要因によって起こることもあります。

  • 幼少期の骨の発育異常(くる病など)
  • 成長期の栄養不足や偏った負荷
  • 骨折や外傷による骨の変形
  • 加齢による軟骨のすり減りや関節の変形(変形性膝関節症)

このタイプのO脚は、脚の骨が明らかに外側に湾曲しているため、脚を閉じても太もも・膝・ふくらはぎのいずれもくっつかない状態が多く、見た目にも顕著に現れます。

進行すると、関節への負荷が増えて膝痛を起こして歩行に支障をきたす場合もあるため、症状が重い場合は手術が検討されることもあります。

意外な真実!女性はガニ股より内股O脚が多い

O脚=ガニ股」と思っていませんか?実はこのイメージ、少し誤解があります。女性に多く見られるO脚のタイプは、股関節が内側にねじれている“内股O脚”。見た目にはそれほど違和感がなくても、脚の骨格がゆがんでいることが多く、隠れO脚とも言われます。

この内股O脚は、股関節が内側にねじれる「内旋(ないせん)」という状態が原因で起こります。股関節が内に巻かれることで膝同士は近づいているのに、ふくらはぎや足首が外側に開いてしまい、結果的にO脚のような脚のラインになってしまうのです。

この状態は、ヒールの常用や女の子座り、足を内側に入れて歩くクセなど、日常の姿勢や歩き方のクセから生まれやすいとされています。見た目が細く見えるため、無意識のうちに「美脚ポーズ」として内またになっている女性も少なくありません。

しかし、この骨格のねじれが膝や腰に負担をかけることで、将来的に関節痛や姿勢の悪化につながる恐れも。自覚しにくい内股O脚こそ、早めにチェック・ケアすることが大切です。

O脚になりやすい人の体質・特徴とは

O脚は、姿勢や生活習慣のクセによって引き起こされることが多いものですが、実はなりやすい体質や特徴を持つ人もいます。以下のような傾向がある方は、O脚の予備軍かもしれません。

下半身に脂肪がつきやすい

下半身太りの傾向がある人は、脚の筋肉バランスが崩れていたり、血流やリンパの流れが悪くなっている可能性があります。これにより脂肪や老廃物(セルライト)がたまりやすく、O脚を引き起こす要因に。

関節痛や腰痛になりやすい

O脚によって膝や股関節、腰に不自然な負荷がかかると、慢性的な痛みの原因になることも。特に中高年の方では、O脚が進行することで変形性膝関節症などにつながるケースもあります。

猫背など上半身の姿勢が悪い

上半身の姿勢が悪いと、骨盤が前傾または後傾しやすくなり、脚のラインにもゆがみが生じてO脚を助長します。猫背の人は無意識に膝を曲げて歩く傾向があり、膝まわりの筋肉に余計な負担をかけやすいのです。

すねの外側の筋肉が疲れやすい

O脚では、脚の外側に重心がかかるため、すねの外側(前脛骨筋)に疲労がたまりやすくなります。歩いたり立っているだけで外側の張りを感じる方は、脚のバランスが崩れているサインかもしれません。

自分の体のクセに気づくことが、O脚改善の第一歩です。

O脚改善は姿勢から!膝とつま先の向きを意識してみよう

O脚の多くは、日常のちょっとした姿勢やクセから始まっています。特に、歩くとき・座るとき・立っているときに膝とつま先の向きを揃えることは、改善に向けた第一歩です。

本来、人の脚はまっすぐ前を向いた状態が正しい姿勢。ところが、O脚の方は無意識のうちに膝が内側や外側に向いていたり、つま先の方向とバラバラになっていることが多いのです。

日常の中でできる意識ポイント

  • 歩くとき:つま先を正面に向け、膝も同じ方向をキープ。内股やガニ股を避け、脚の付け根からしっかり前に出すイメージで歩きましょう。
  • 座るとき:女の子座りや脚を内側に入れるクセはNG。両足裏を床につけて、膝とつま先を正面に揃えることを意識。
  • 立っているとき:片足に体重をかけたり、足をハの字にするのではなく、足先と膝を正面に向け、左右均等に重心をかけるのが理想です。

小さな積み重ねが、骨格や筋肉バランスの正常化につながります。O脚はすぐに治るものではありませんが、日々の姿勢のクセに気づき、意識して修正していくことで、徐々に脚のラインが整っていきます。

広島周辺でO脚にお悩みの方はセラピストプラネットにご相談ください!

セルフケアや姿勢の見直しで改善を目指すことも大切ですが、「自分ではうまく整えられない」「慢性的な不調がある」という場合は、専門家に相談するのもひとつの方法です。

広島周辺にお住まいの方で、O脚にお悩みの方は、ぜひセラピストプラネットにご相談ください。セラピストプラネットは広島県広島市を拠点としている整骨院で、広島県内に10店舗を構えています。どの店舗も最寄り駅から徒歩1〜13分程度というアクセスの良さが特徴の一つです。どんな些細な症状でも、お気軽にご相談ください。一人ひとりの原因を突き止めて、解決への道筋を探し、一緒に改善を目指していきましょう。

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サイト監修者

東京大学 医学部 卒業
美容内科医/美容皮膚科医/AGA外来医/整形外科医

お一人でも多くの方が実績になるよう、真心を込めた対応を心がけております。また、処方後のアフターケアにも細やかに対応いたします。是非お気軽にご相談ください。

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